1. 1名利用料金とは、客室を1名で利用する場合の料金です。必ずしも独立したシングルルームの商品を意味するわけではありません。
2. Expediaに人数別の料金を送信しているのか、基本の客室料金と追加人数のルールを送信しているのかを確認しましょう。
3. 変更をほかの日程に広げる前に、同じ客室・プランで、受け入れ可能な人数構成ごとの料金をテストしましょう。
ダブルルームが大人2名では正しい料金で販売されていても、大人1名や3名目を追加した場合には、想定外の料金が表示されることがあります。基本となる客室料金を変更するだけでは、この差が解消されるとは限りません。
Expedia Partner Centralの人数別料金設定では、まず「この宿泊者構成に対して、どの客室料金と追加人数のルールが適用され、販売料金が決まるのか」を明確にする必要があります。ホテル管理システムやチャネルマネージャーから料金を連携する前に、この点を確認しましょう。
客室に適用されている料金モデルを確認する
Expediaは複数の料金モデルに対応しています。管理する値は、施設の接続設定によって異なります。すべてのホテルが人数ごとに個別の料金を送信しているとは限りません。
「人数別料金設定」では、宿泊人数ごとに料金を送信します。「日別料金設定」では、所定の基本人数分を客室料金に含め、該当する追加人数料金は設定済みのルールに従って処理します。入力項目だけでは判断できない場合は、販売チャネル連携の担当者に、適用モデルと追加人数料金の扱いを確認してください。2つの画面の表示をそろえることだけを目的に、モデルを変更しないようにしましょう。
対象の客室と料金プランについて、次の点を確認します。
- 基本人数が設定されている場合はその人数と、大人・子ども・合計人数それぞれの受け入れ上限。
- 接続を通じて実際に送信される、1名・2名・それ以上の人数に対する料金。
- 子ども料金の設定方法を含め、大人の追加料金と子ども料金をどこで管理しているか。
- 送信される料金が販売額なのか、Expediaの手数料を差し引いた金額なのか。
これらは、実際のベッド構成とは別の設定です。ダブルベッドのある客室でも、大人1名または2名で利用できる場合があります。また、3名目の追加料金を設定しても、客室の定員が認めていなければ3名での宿泊は受け入れられません。
値を入力する前に、想定する最終料金を決める
仮に、素泊まりプランで、別途適用される税金や手数料を除いた料金を、大人1名で110米ドル、大人2名で125米ドル、大人3名で150米ドルにしたいとします。ここでは、その客室が法令上、大人3名を収容でき、認められた寝具構成を用意できるものとします。
これらは宿泊者に提示したい合計金額であり、どのExpedia設定でも3つの値をすべて入力するという意味ではありません。設定によって、人数別料金を使う場合もあれば、基本料金と追加人数のルールを使う場合もあります。どの方法で想定どおりの結果になるかを確認してください。最終料金150米ドルに3名目の追加料金25米ドルがすでに含まれている場合、さらに25米ドルを加えると、誤って175米ドルになります。
減額についても同じ考え方が必要です。連携される1名利用料金に15米ドルの減額がすでに反映されている場合、別のルールで同じ減額を重ねて適用しないようにしましょう。
1名利用と2名利用の料金を別々の場所で管理している場合は、一元管理できるチャネルマネージャーが役立ちます。Smart Orderでは、連携先の客室料金と空室状況をまとめて管理でき、確認作業を効率化できます。そのうえで、受信したOTA予約を確認し、実際に予約された客室・人数・金額を確かめましょう。更新が正常に完了していても、最終的な販売料金の確認は必要です。
人数別料金を正しい客室に紐づけて管理
連携先の料金と予約をひとつの流れで効率よく管理。カレンダー上の料金だけで判断せず、実際に予約された客室と金額まで確認しましょう。
ホテル管理システムの料金を、対応するExpediaの販売プランに紐づける
「マッピング」とは、あるシステムの客室と料金を、別のシステムの対応する客室と販売プランに紐づけることです。まず客室タイプをそろえ、次に食事条件とキャンセル条件をそろえます。そのうえで人数別料金を比較しましょう。
- 変更する施設、客室タイプ、Expediaの料金プランを選択します。名称だけでなく、それぞれの識別IDも控えておきましょう。
- ホテル管理システムまたはチャネルマネージャーで、対応する客室と料金を開きます。1名・2名利用の値が、似た名称の別パッケージではなく、対象の販売プランに属していることを確認してください。
- 対応する料金モデルと、各料金をどのシステムで管理するかを確認します。必要に応じて、追加人数料金やポリシー設定は、通常の1泊あたりの料金更新とは分けて管理してください。
- 想定金額は、通貨と、販売額・ネット額の基準をそろえて比較します。ネット額は宿泊者向けの割引料金ではないため、そのまま販売料金欄にコピーしないでください。
- 確認用に限定した日付範囲で保存し、Expediaの該当データを開き直して結果を確認します。設定が正しく機能することを確かめてから、シーズン全体へ反映しましょう。
1名・2名利用と追加人数を含む検索をテストする
日程、客室、料金プラン、通貨、予約条件をそろえて確認します。会員資格やプロモーションの適用条件も統一してください。検索ページに表示される最安値だけでなく、料金の内訳全体を比較しましょう。
まず大人1名で検索し、次に大人2名で検索します。両方の料金が同じでも、意図した設定である可能性があります。承認済みの料金設定と異なる場合にのみ、問題として扱ってください。1名利用料金の未設定、意図的な一律料金、減額の適用箇所の誤りがないかを確認しましょう。
次に、客室が大人3名を受け入れ可能な場合に限り、その人数で検索します。客室が表示されなくなった場合は、販売在庫を増やす前に、大人の定員と合計定員を確認してください。表示されても料金が高すぎる場合は、その差が追加人数、寝具、食事、税金、または別の販売プランによるものかを特定しましょう。
子どもについては、実際の年齢を入力してください。大人2名と子ども1名の確認を、大人3名の検索で代用しないようにしましょう。子ども料金が有効な場合は、大人の追加料金で無理に再現するのではなく、該当する子ども料金のルールを確認してください。
朝食は別途確認が必要です。3名分の客室料金だからといって、朝食が3名分含まれているとは限りません。選択した販売プランの内容と料金内訳を併せて確認しましょう。
予約テストが必要な場合は、承認済みのテスト手順を使用するか、支払い条件とキャンセル条件を理解したうえで、許可された予約を行ってください。ホテル管理システムの予約記録では、Expediaの予約確認内容と、受信した人数・客室・プラン・日程・金額を照合します。料金を試すだけの目的で、未承認の課金対象予約を作成しないでください。
問題が生じた料金設定の箇所を修正する
1名利用で誤った金額が表示される場合:対象プランの人数別料金、または設定済みの1名利用時の調整額を確認します。帳尻を合わせるために2名利用料金を下げないでください。
追加人数料金が二重に請求されているように見える場合:最終的な内訳から、送信した人数別料金、追加人数のルール、寝具料金へとさかのぼって確認します。意図しない重複だけを解消してください。追加人数料金と、別途明示された任意の追加ベッド料金は、必ずしも同じ項目ではありません。
Partner Centralでは正しいのに、公開中の販売プランの料金が異なる場合:人数と条件を完全にそろえて再検索し、プロモーションと保存済みの更新内容を確認します。2つの料金管理元で交互に変更を繰り返さないようにしてください。
宿泊者向けの販売料金は正しいのに、ホテル管理システムの金額が低く見える場合:料金を変更する前に、決済モデルと販売額・ネット額の扱いを比較します。施設への支払額と旅行者の支払総額は、用途が異なる場合があります。
1名・2名利用と、受け入れ可能な追加人数を含む検索結果が承認済みの料金と一致するまでは、変更を該当する客室と販売プランに限定してください。関係のない客室は販売を継続します。既存予約は別途確認しましょう。現在の設定を修正しても、宿泊者の確定済み料金が書き換わるわけではありません。